1. はじめに:塾講師の視点から
私は塾講師として数多くの生徒たちと関わり、成長の喜びを共有してきました。
しかし、今回は私の塾のある生徒の保護者との進路面談で聞いた学校教師の衝撃的な言葉について考えてみたいと思います。
中3女子の母親と進路面談をした際にそれを聞きました。
学校の担任の先生が「進路のことが苦手なので、進路相談は塾にお願いしてください。」と言われたそうです。
このような話を聞いたのは、実は今回が初めてではありませんでした。
2. 中学校の担任教師と進路指導
中学校の担任教師が進路相談を苦手を理由に放棄し、塾に託そうとする言葉に、私も驚きと戸惑いが入り混じった気持ちになった。進路は生徒たちの未来を左右する重要な分岐点であり、その舵取りは教育者にとって重要な業務でもあり、自分自身の遣り甲斐にもなっている部分だと思います。
まず、中学校の担任教師が進路指導を塾に託すという言葉には、保護者にとってみれば、不安や疑問が交錯してしまいますよね。これは教育者として単なるプライドの問題ではなく、教育に携わる者としての自覚や責任感の欠如に結びついてくるものだとも思います。進路指導は生徒たちの未来に対する大きな責任であり、その舵取りをすることは私たち教育者にとっての使命の一部のものです。
3. 塾講師としての進路指導
私が初めて進路指導をした際は、前日の業務を終えてから教室に泊まり込んで準備に余念がありませんでした。公立から私立までの情報を整理し、ファイルを作成し、暗記するなど、生徒たちが直面する選択肢や情報をきめ細かく把握するくらいの覚悟がありました。また塾講師同士で情報交換をしたり、先輩講師に教えを乞いたりして、自己研鑽を積むことが必要であると考えました。
4. 学校教師の現状と課題
この中学校の先生に対する疑問を感じる一方で、公立の学校現場における研修制度の不足や情報量が限られていることとも思います。
また昨今では、学校教師の働き方の見直し等で、負担を軽減するというような話もよく耳にしますが、授業の時間短縮や進路指導の負担を減らすのは違うと思っています。
ひとりひとりの生徒に費やす時間を増加する為に、その他の業務を軽減させてほしいものです。
5. 塾講師としての使命
この担任教師のような事例は、ごく一例に過ぎませんが、決して珍しくはないとも思います。
このような状況からも我々塾講師はプロの進路アドバイザーとして、より一層の気持ちでひとりひとりの生徒に寄り添い、最良の進路アドバイスを提供できるように、自らの知識を深めたいと感じました。
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