「スラスラ解けるようになるまで反復する事が重要」です。
※別サイトの「入試過去問や摸試過去問の効率の良い勉強方法」の基本編となります。
★定期テスト対策や授業の復習★
※入試過去問と比べて難易度の低い問題を想定とします。
とは言え、1回解いても、なかなか定着しないことをまずは理解しましょう。(入試過去問と同様)
エビングハウスの忘却曲線からもわかるように、一度、理解をしても人間は忘れてしまうものです。
これを素直に認めることが最初は出来ないのもよくわかります。ですが、これを認めることができると、勉強の方法を変えないといけない事を受け入れることができます。
何度も解いて、問題、解答、解き方まで暗記する位やり込む位がちょうどいいです。
最低3回は解きましょう!
と言うと、びっくりしてしまう生徒さんも多いのですが、
そして、問題集やテキストに、〇×と時間・日付を記録するようにしてください。
以下の写真のように、

・1回目:赤字で「日付」+「時間数」
・2回目:青字で「日付」+「時間数」
・3回目:黒字で「日付」+「時間数」
とします。
①時間数の半減
まず、注目してほしいのが時間数。
どんどん時間が半減しているのが分かります。
この差が大きくある問題は、まだまだ伸びしろがあるということですね!
この差がなくなってきたら、スラスラ解けるという状態です。
②習熟度の記録
次に、問題の習熟度が記録されていることに気が付くと思います。
赤×→青〇→黒〇 ⇒ 克服できた問題
赤×→青×→黒〇 ⇒ 克服できた問題だが2回の間違えがあるので試験前に要確認の問題
赤〇→青×→黒〇 ⇒ 克服できたか怪しい問題(試験前に要確認の問題)
赤〇→青〇→黒× ⇒ 凡ミスする可能性あり問題
赤×→青〇→黒× ⇒ 理解したつもりで理解していない問題
赤〇→青〇→黒〇 ⇒ 問題なし
赤×→青×→黒× ⇒ 時間があれば取り組む問題(捨て問題でもいいかも)
というような感じに
自分の習熟度が記録され、問題のふるい分けが出来きる。
③付箋などを使って
テスト前にチェックする問題をマークする。
念押しの4回目をする問題を効率良く選定することができます。
以上①~③をしっかりと行うと、
世界に一冊しかない自分専用の問題集が出来上がる。
ここまでやった問題集は、
厚みも2倍増しくらいになり、
いわゆる優秀生のテキストや問題集!といった感じである。
よくある失敗例としては、
色々な問題集を次々と買い揃え、
1回目だけ解いて終了して、十分理解をしていない状態で、
別の問題集に突入しすることを繰り返す。
時間が多く掛かる割に理解をしていない非効率な学習となっているケースがある。
※1回目でスラスラ解け、十分に理解ができているようであれば別の問題集に突入するのもあり。

